(外観)冬の終わり。
この日は珍しく夜の予定が空いたので仙川へ。思い出深いお店の一つです。
開店時、自分を含めて並びは4人。

表題の食券を買って着席し、カウンターに置いてからも続々とお客さんが入ってきます。
自分のすぐ隣には小学生くらいのかわいらしい少年と、その祖父らしき方。
店主「少な目にしますか?」
少年「ぼく多いのー」
店主「普通でも多いですから、絶対食べきれないから」
少年「えー」
しぶしぶ少なめにする少年。聞き分けのいい子供です。

過去自分が訪問したときの一見盛りの思い出が蘇ってきます。
あのときは大ダブルを自動的に麺少な目にされたのですよね(´-`)・・・(提供時、店主さんからの「麺少な目ねー」という謎のコールが。ひどい)
100円返せと心中で思いつつやっつけ食い。けっこう美味しかった(^_^;)のがまた悔しくもありました。
とまあ色々あってここと新小金井はちょっとねぇ……。

ロット7杯の中で大は自分のみ。スープを張った丼に次々と麺が入れられていく中、一回り高い丘となっている丼が一つ(^o^)
カウンター上に銀の受け皿も用意され、通常の大の量が出ることにまず一安心。

「よかったあー多くしなくてー」
でしょー?

01
02大ダブルラーメン。ニンニクヤサイ。
提供されたこの時点で丁度満席に。さくっと頂きましょう。

03
……すごい豚です(゚∀゚) 圧巻のボリューム。
(一見に出す)豚の量では各店舗中でもトップクラスではないでしょうか。前も豚はスゴかった
しかしそれだけにハズレもしばしば^^; スジばった肉、固い脂身が散見されます。
パサついたものは少なく(スープを吸っただけかもしれない)、旨味は割としっかり。前歯でサクっと噛み切りつつ。

一方野菜はほんの少し。豚がどかどかと乗るので、丼の容量上これは仕方ないかもですね~。
ヤサイコールの丼には醤油がかけられていたのを見るに、ヤサイ=カラメくらいに捉えるべきなのかも?

04
表面の粗い麺はほの固い茹であがり。粉っぽい風味もけっして嫌な感じではありません。
大者の麺がこれに少し近かった……かも。とても好みの麺。
消費できそうなので生麺は購入しませんでしたが(以前1玉だけ買ったらヤナカオされた^^)

「太い麺って美味しいね」
でしょー? 将来有望ですこの少年。

05_
豚出汁そこそこのスープはいつか頂いたほどには生姜が立っておらず。
ぷかぷか浮かぶ背脂がスープを吸った麺によく絡み、非常にシンプルな味わいながら、美味。

「ふつーのラーメンみたーい」(?)
う、うそだろおまえ。どういうニュアンスで? 載っている野菜食べきったから……?

終盤は卓上の赤い粉を一振り。合いますね。ピリウマ(卓上)

06御馳走様でした。


(光るガチ)退店時には外待ちあり。
隣の五十番さんは閉店なさってしまったのですね……跡地には飲み屋がオープンしておりました。