(外観)春のくりこあん祭り。

横浜駅西口を出てすぐのところ、立ち食いそば屋の隣にあるたい焼き屋。人通りがきわめて多く、この店も平日休日問わず賑わいを見せている。

(春の祭り)
春のくりこあん祭り。
くりこ庵の看板メニューである「くりこあん」は栗の入った粒餡を中身としているが、5年前までのくりこあんは粒餡でなく白餡だったという(公式ブログより。当時食べていたはずだが私はさっぱり覚えていない)。
3日限り復刻するとのことでうっかり釣られた次第。

(メニュー)お品書き。個人的にたい焼きの値段は150円を越えると明確に高い印象が募ってくるが、ひるまずに注文する。栗は高い。当たり前だ。180円。
すぐに紙袋に入れて渡され、店前のベンチに座って頂くことにする。

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02たい焼きは比較的大きい。焼き置きなので人肌程度の温さ。

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分厚くふかっとした生地は食べ応えがある。内側はやや詰まっており、切れの良くないねちっとした食感はあまり好みではない。昔はけっこう好きだったのだけど……妙に卵の印象も強い。膨らみきれないホットケーキのよう。
餡は栗饅頭の中身を柔らかくのばしたようなイメージで大体相違ない。とろっとして砂糖の甘味が強く、水あめを想起させる。細かく刻まれた栗は多くはないが意外と存在感があった。

食べ終わる頃には冷めていた。なんとなくもの悲しさが残る甘い余韻。

(紙袋)「捨てないあなたはステキです。」お召し上がり後の袋はごみ箱へ。